終日の予定は勤務時間に含まれる?
8月分の勤務時間を照合していると、顧客との通話、デザインレビューに続いて、「オフサイト:Q3計画」という名前でまるごと押さえられた4日間が目に入ります。開始時刻も終了時刻もなく、金曜から月曜までの日付があるだけです。これはタイムシート上で32時間になるのでしょうか、それとも0時間でしょうか。Calendar Timesheet の答えは、そのどちらでもありません。
既定では計上せず、そのことを明示します
開始時刻も終了時刻もない終日の予定は、Calendar Timesheet が読み込んだ時点で合計時間から除外されます。ただし、黙って消えるわけではありません。「カウント対象外」の一覧を開くと、キャンセルされた予定と同じように、理由「終日」が付いた状態でその予定が表示されます。この予定を時間として数えるかどうかは、Calendar Timesheet が勝手に決めるのではなく、ご自身で選びます。
オンにすると、実際の時間ではなく固定の時間数を計上します
「終日の予定をカウントする」をオンにしても、Calendar Timesheet はその予定を24時間とは読みません。開始日と終了日の差をそのまま測ることもしません。予定がかかる1日ごとに 8 時間を計上します。これは1日の勤務の代わりとなる、運用上の固定の数字です。休みの1日が請求可能時間として24時間にならないのと同じく、8 時間になるわけでもないからです。この1日あたりの時間数はご自身の基準に合わせて変更できますが、どの曜日に適用するかはまだ変更できません。
計上するのは稼働日だけ、1日につき1回
8 時間が計上されるのは 月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日 だけです。土曜日や日曜日に計上されることはなく、同じ日に2回計上されることもありません。先ほどの金曜から月曜までのオフサイトなら、招待上は4日間ですが、稼働日は金曜と月曜の 2 日だけです。そのため Calendar Timesheet が計上するのは 4 日ではなく 2 日です。
稼働日を1日も含まないブロックは計上されません
土曜から日曜までのブロックを終日の予定にすると、Calendar Timesheet はそれを完全に除外します。所要時間ゼロの会議を除外するのと同じ扱いです。範囲内に、固定の時間数を計上できる稼働日が1日もないためです。
3日間の出張を、ご自身で決めた時間数で
外出した日の請求を、既定の 8 時間ではなく 7.5 時間にしているとします。3日間の出張では、この時間数で 3 日分が計上されます。合計 1350 分、つまり 22.5 時間です。期間全体をひとまとめにせず、1日ずつ計上します。
Google は意図的に、最終日の翌日を終了日として返します
火曜から木曜までの出張を Google カレンダーからエクスポートすると、終了日は 2026年8月21日になります。21日は出張に含まれない日です。Calendar Timesheet はこの終了日の前日までを数え、終了日自体は含めません。自作のスクリプトでよくあるように終了日まで数えてしまうと、実際にはなかった4日目が計上されてしまいます。
暦日は UTC で1日ずつ進めます。時計が切り替わる日も同じです
終日の予定は時刻ではなく日付なので、Calendar Timesheet はローカルのタイムゾーンではなく UTC で1日ずつ進めて数えます。夏時間が始まる日はローカル時間では23時間しかなく、そのタイムゾーンで進めると同じ日付に2回当たることがあるためです。Europe/London で2026年3月25日から31日までのブロックは、時計が切り替わる日を含めて 6 暦日にわたりますが、計上される稼働日はきっちり 4 日です。
基準は UTC の午前0時ではなく、ご自身のタイムゾーンの午前0時
終日の予定の境界は、UTC の午前0時ではなく、レポートを作成するタイムゾーンの午前0時を基準にします。そのため、2026年8月18日の同じ終日の予定でも、Europe/Istanbul で作成したレポートでは 2026-08-17T21:00:00Z、America/New_York で作成したレポートでは 2026-08-18T04:00:00Z に始まります。「終日の予定が別のタイムゾーンで24時間のブロックとして表示される」というよくある不満への答えも、ここにあります。終日の予定はあくまで日付であり、Calendar Timesheet は指定されたタイムゾーンに合わせてそれを解釈します。
レポートは、指定した日だけに絞り込まれます
終日の予定がかかる期間より狭い日付範囲を指定すると、Calendar Timesheet は範囲内の日だけを集計し、「範囲外を切り捨て」の印を付けます。合計が確定値ではなく一部であることが分かるようにするためです。月曜から金曜までのカンファレンス(全体で 5 稼働日)を2日間の範囲でレポートすると、計上されるのは 5 日ではなく 2 日です。
エクスポート全体を期間で切り捨てる仕組みを見る終日の予定が重複として扱われることはありません
同じ日の通常の会議が2つ重なれば、重複の印が付くことがあります。しかし終日の予定は、どちらの側でも重複扱いになりません。その期間は時計上の時間のまとまりではなく日付なので、ぶつかる相手がないからです。オフサイトとして1週間を押さえても、その間の会議がすべてダブルブッキング扱いになることはありません。
重複する会議の数え方を見るこの数字から分からないこと
8 時間はご自身で選んだ運用上の数字で、その日に実際に何をしたかを測ったものではありません。Calendar Timesheet にはそれを知る手段がないからです。また、その前提となる勤務週は現在 月曜日 から 金曜日 までに固定されています。一般的な勤務週なら正しく計算されますが、週末が別の曜日にある方には合いません。この設定はまだ変更できないためです。
よくある質問
- Google カレンダーの終日の予定は、Calendar Timesheet で時間として計上されますか?
- 既定では計上されません。「終日の予定をカウントする」をオンにしない限り、Calendar Timesheet は終日の予定を合計時間から除外します。除外された予定は黙って消えるのではなく、「カウント対象外」の一覧に理由「終日」とともに表示されます。
- Calendar Timesheet は、終日の予定を何時間として計上しますか?
- 既定では、予定がかかる稼働日1日につき 8 時間です。この数字は変更できます。24時間になることはなく、開始日と終了日の差をそのまま使うこともありません。休みの1日が請求可能時間として24時間にならないのと同じく、8 時間になるわけでもありません。ご自身で決める数字です。
- 終日の予定の期間に含まれる週末も計上されますか?
- いいえ。Calendar Timesheet が計上するのは 月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日 だけです。金曜から月曜までのオフサイトは4日間にわたりますが、計上されるのは金曜と月曜の 2 日だけです。週末だけにかかるブロックは一切計上されません。
- 3日間の予定で、終了日から開始日を引いた日数が計上されないのはなぜですか?
- Google は終日の予定の終了日として、最終日そのものではなくその翌日を返すからです。また Calendar Timesheet は2つの日付の差をそのまま使わず、実際にかかっている日ごとに1日分ずつ計上します。1日 7.5 時間なら、3稼働日で 1350 分(22.5 時間)です。期間全体を1つの数字にまとめることはしません。
- 同じ終日の予定なのに、タイムゾーンによって開始時刻が違って表示されるのはなぜですか?
- Calendar Timesheet は終日の予定の境界を、UTC の午前0時ではなく、レポートを作成するタイムゾーンの午前0時に合わせているからです。2026年8月18日の同じ予定でも、Europe/Istanbul のレポートでは 2026-08-17T21:00:00Z、America/New_York のレポートでは 2026-08-18T04:00:00Z に始まります。どちらも、それぞれのタイムゾーンの午前0時です。
- 終日の予定で稼働日として扱う曜日は変更できますか?
- まだできません。Calendar Timesheet は現在、終日の予定を 月曜日 から 金曜日 までの固定の勤務週で計上しています。週末が別の曜日にある場合、この既定の設定は勤務スケジュールに合いませんが、変更する設定はまだありません。
- 終日の予定が、ほかの会議と重複していると判定されることはありますか?
- いいえ。Calendar Timesheet は終日の予定を重複チェックの対象にしません。そのため、オフサイトとして押さえた1週間があっても、その間の会議がすべてダブルブッキング扱いになることはありません。終日の予定自体が、ほかの予定と重複していると判定されることもありません。
自分のカレンダーで確かめる
Calendar Timesheet は .ics エクスポートをブラウザー内で読み込みます。ファイルがアップロードされることはなく、Google アカウントに接続することもありません。